ロンドン食と農の便り(Monthly Report)

ロンドンの食とイギリスの農業について毎月レポートを書きます。

2020年番外編 東京からロンドンを想う

今年はロンドン旅行もできなくて残念な夏となりました。 こうなったら、東京にあるロンドンっぽいものを探し出して、英国の雰囲気だけでも楽しむしかありません。

おまけ ロンドンを実感する食べもの

先日ロンドンを再訪する機会があり、短い滞在ながらいろいろ面白い経験をしたので、「おまけ」ということで、こっそりまとめておきます。

最終回 お世話になった皆さんへ ロンドンの日本食レストラン総特集

ロンドンでは、超高級店から大衆居酒屋まで、バラエティ溢れる日本食レストランが活躍している。私がロンドンに滞在していた3年間、皆さんには大変お世話になった。最終回では、できるだけ多くのお店を紹介したい。

第36回 6月の週末は農場へGO!

イギリス中が待ちに待った6月は、屋外でのイベントが目白押し。農場や庭園でも、ふだんは一般人の立ち入れない区域が開放されて、いろいろなイベントが行われます。農場好きの私たちには願ってもないチャンスですよ!

第35回 英国地物の魚を探し求める旅

新鮮な魚介類を探し求めて英国内を彷徨った足跡を振り返る。3年かけて辿り着いた結論は、「事前の十分な下調べ」と「人波に逆らって歩いていく勇気」があれば、美味しいお魚に必ず出会うことができるということだ。

第34回 現代に生きる王室御用達の名店コレクション(後編)

英国王室御用達(royal warrant)シリーズの後半は、観光客の姿をあまり見かけないような、ちょっと風変わりなお店を探検します。

第33回 現代に生きる王室御用達の名店コレクション(前編)

英国では、15世紀頃から続く「王室御用達」(Royal Warrant) の伝統が、現代の認証制度に変身を遂げ、いまも800の業者が王室より紋章を授与されています。 宝探しをする気持ちで、ロンドン市内で見つけられる紋章のコレクションに出かけてみませんか。

第32回 速報 Lambing Season(子羊の季節)到来!

日本で桜の開花が春を告げるように、イギリスで春の到来を知らせるのは "Lambing" です。"Lambing" とは「子羊(lamb)の出産」。暖かくなってくる3月末から4月にかけて、一斉に子羊が生まれます。農場へ行ってLambingを見学してみましょう!

第15回のつづき ヒースロー空港で買えるお土産(JAL編)

イギリスの玄関口ヒースロー空港では、日本との直行便を運航するJALは第3ターミナルから発着します。 先日、第3ターミナルを使う機会があったので、このターミナルでどんなお土産(食品)が買えるかを取材してきました。

第31回 美しく食べるビーガン料理

肉や魚を食べない人たち、特に乳製品や卵など一切の動物性食品を受け付けない「ビーガン」は、ますます勢いを増すばかり。肉や魚を食べない生活など到底考えられない私だが、世間を賑わす「ビーガン」とはいったいどんなものなのか、覗いてみようではないか。

第30回 イギリスでお米はどのように食べられているか?

日本人はどの国に住んでいてもご飯が恋しくなるもの。ところがロンドンのレストランで出てくる"rice"は日本のご飯とはまったく別ものだ。 イギリスではどのようにお米が食べられているのか。片っ端から試してみようではないか。

第29回 おいしいFish & Chipsを求めて

イギリスといえばFish & Chips! 日本からお客さんが到着したら、パブへお連れしてエールビールとFish & Chipsをお楽しみいただくのが定番。この3年間で30回以上食べたでしょう。そんなにたくさん食べたのなら、いったいどの店がいちばん美味しかったのか…

第28回 チーズから学ぶ英国の地理

ヨーロッパのチーズ作りは地元の伝統に密着しながら営まれてきた。これはイギリスでも同じだ。英国産チーズの由来を知ることは、イギリスの地理と歴史を学ぶことに他ならない。

第27回 10ポンドでランチのできる日本食レストラン

ロンドンの外食は高い。いつもの定食屋も12ポンドに値上がりしてしまった。10ポンド出してもご飯が食べられないのかと、絶望の中、ロンドンの雑踏を彷徨っていたら、そこには予想外に素敵なお店との出会いが隠されていた。

第26回 イギリスでみつける地域名産品

イギリスはどこへ行ってもFish&Chipsしか食べるものがなくて、がっかりすることが多い。ほんとうにイギリスには地域名産品といえる食べ物が無いのか、実態を探ってみたい。

第25回 ロンドンで買える世界の食材

ロンドンは人種の博物館。人種のバラエティに呼応するように、世界からあらゆる食材が集まってきます。世界中の食材が街中でいつでも手に入るなんて、すごく魅力的じゃないですか。

第24回 ロンドンのお勧めフードショー

ロンドンの食品イベントには、一般の人たちが入場料を払って参加できるものもあります。 いろいろな料理を気軽に試せたり、お店で買うより安く商品が手に入ったりすることで、お得感があるようです。 どれくらいの満足感が得られるものか、イベント巡りに繰…

第23回 甦った! バラマーケット

ショッキングな事件からわずか11日後の6月14日、バラ・マーケットは、多くのファンに見守られながら力強く再開した。私とともにバラ・マーケットをこよなく愛してきた皆さんに、事件から1か月経ったマーケットの現在の様子をご報告したい。

第22回 速報 オープン・ファーム・サンデー開催!

6月11日、年1度の農業イベント「オープン・ファーム・サンデー」が開催された。普段は都市住民との交流もない一般の農家が、年に1度ゲートを開放し、農業の現場を見てもらうことで、消費者との距離を近づけようというもの。今年で12回目となるこの取…

第21回 英国のファームショップ巡り

イギリスの田舎道をドライブしていると「ファームショップはこちら」という看板に出会います。 イギリスのファームショップは、農場を散策できたり、レストランが併設されていたりと、施設も充実していてバリエーションも豊かです。 そんな魅力たっぷりのフ…

第20回 "Free From"食品はどこへ向かっているのか?

イギリスはベジタリアンの多い国。英国人の2%、100万人以上がベジタリアンだ。 話変わって、イギリスではグルテンフリーの食材を多く見かける。小麦アレルギーの人々向けの新商品が次々と開発されているのだ。 この一見何のつながりもない二つの食生活…

第19回 湖水地方のマーマレード祭り

湖水地方の北の端、古い屋敷と美しい庭園をもつダルメインでは、年に一度マーマレード祭りが開かれている。今年も3月に開催されたマーマレード祭りにお招きいただいたので、ここでご報告をさせていただく。

第18回 個性あふれる英国の競馬場

競馬発祥の地イギリスには、たくさんの競馬場があります。規模は大きくないけれども、それぞれに特徴があって多くの人に愛され続けています。 ロンドン近郊にもたくさんの競馬場があって、これまたすごく個性的なんですよ。

第17回 日本人の行かない日本食レストラン

ロンドンには日本食レストランがたくさんあるが、果たしてイギリスの人たちにはどんなお店がウケているのか。 地元の人たちに人気で、いつもお客さんがいっぱい入っているんだけど、ついぞ日本人の姿を見かけたことがない、というお店をご紹介したい。

第16回 急成長中!イングリッシュワイン

イギリス産のワイン?こんな寒い国でまさか。という皆さんにお伝えしたい。イギリスでもワインを作ってます。しかも、この数年間に急成長を遂げているというから驚き!

(2019年BA更新版)第15回 ヒースロー空港で買えるお土産(ANA,BA編)

イギリスへ旅行に来てお土産を買いに走り回ったつもりが、帰国直前に、あれも買っとけばよかった。きっと空港にもあるはず。でももし空港に無かったら。なんてグダグダ迷うことありそう。 そこで一足先にヒースロー空港へ乗り込んで、どんなお土産を売ってい…

第14回 緑茶とグリーンティのあいだ

紅茶の国イギリスで緑茶が流行っている。日本の誇るお茶の文化がイギリスで受け入れられているのか。 いや、ちょっと待て。イギリスの緑茶ブームは、果たして日本が発信源なのか?いつからイギリスは緑茶を知っているのか。 私は、イギリスと緑茶の出会いを…

第13回 ロンドン杯カップラーメン選手権

英国製のカップ麺はどこがダメなのか。ちょっとくらい見どころもあるのではないか。そう思って、英国製カップラーメンをずらりと並べ、味やにおい、外見など体系的に調査してみた。 それではさっそく、第1回ロンドン杯カップラーメン選手権のはじまりはじま…

第12回 コッツウォルズの農園

コッツウォルズには農家レストランがたくさんあって繁盛していると聞いていたのに、どの町にもパブはあるけど農家レストランなんて見当たらない。町の外には羊しか見当たらない。農家レストランはいずこに?

第11回 Royal Ascot 大研究

競馬好きならロイヤル・アスコットの噂を聞いたことはあるだろう。ただ、その格式の高さゆえ、私なんてとてもとても行けないわ。と思っている人も多いだろう。 そんな皆さんに、華やかで楽しくて、そして実は誰でも参加可能な、ロイヤル・アスコットの魅力を…