読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ロンドン食と農の便り(Monthly Report)

ロンドンの食とイギリスの農業について毎月レポートを書きます。

第8回 喧噪の街 愛しのEdgware Road

 

f:id:LarryTK:20160403165602j:plain

最近、引越しました。

これまで約半年、St John's Woodに住んでいました。とても静かできれいな住宅街。

ところが、そこから10分も歩いたところには、アラブ人の街、Edgware Roadが広がっているのです。センジョンとは打って変わって、昼も夜も人々がたむろし、店の明かりが消えない賑やかな街。

自分は、閑静な住宅街よりこっちの街の方が性に合ってたかも。ということで今回は、私の思い出アルバムの意味も込めて、愛すべきこの喧噪の街をご紹介します。

 

  f:id:LarryTK:20160403171558j:plain f:id:LarryTK:20160403171858j:plain

Edgware Road (エッジウェアロード)は、観光スポットのMarble ArchからSt John's Wood Roadまで、2マイルくらい続く道路沿いにいろんなお店が並びます。

どの店も、看板には必ずアラビア語が。たまに英語が見当たらない看板もあって、何を売ってるのかぜんぜんわからん!

レストランにはテラス席(歩道にはみ出してテーブルと椅子が並べてあるだけにみえるが、、)があって、水タバコの甘い香りが街を覆っています。おじさんたちが幸せそうに水タバコを吸ってるのをみると、いちど試してみたくなるなあ。

通りの中間地点にEdgware Roadという地下鉄の駅があります。これがまた、路線ごとに駅の位置がぜんぜん違っていて、しかも地下でつながっていない!ろくに案内板もないという、この街らしいグチャグチャな駅なので、来てみたいという方は要注意。

 

f:id:LarryTK:20160403171932j:plain 

あと、この街の名物?といえば、歩行者の道路横断。片道2車線の広い道路を、老若男女が昼夜を問わず横切ります。彼らには、信号とか横断歩道とかあんまり関係ないみたい。夜中にこの道路を運転するときとか、マジで怖いよ。

さて、次はこのブログの趣旨にそって、Edgware Roadの食にスポットを当てましょう。

 

1.食料品店

f:id:LarryTK:20160403171413j:plain

この街には、小さな食料品店がたくさんあります。どの店も、野菜や果物が溢れんばかりに店先に並んでます。看板は当然アラビア語。

f:id:LarryTK:20160403171338j:plain  f:id:LarryTK:20160403171248j:plain

中に入ると、ピクルスの瓶がズラリ。アラブ人はきっと野菜が好きなんだな。イギリス人にも見習ってもらいたいよ。

何かを安売りしてたけど、肝心の品名が読めない!

 

f:id:LarryTK:20160403173404j:plain f:id:LarryTK:20160403173432j:plain

別の店も覗いてみました。店の奥にはハラル対応の肉売り場。私たちには普通の肉屋との違いを見分けることができないけれど、ここの人々にとっては大事なことなのです。

 

 2.チャーチストリート・マーケット

f:id:LarryTK:20160403171215j:plain f:id:LarryTK:20160403172012j:plain

ロンドンにはオシャレなストリートマーケットがいくつもあって、地球の歩き方に載ってたりして日本人にも人気ですが、このマーケットはまったくオシャレじゃない!

毎日朝から昼過ぎまで、500mくらいの道路を封鎖して、古着やガラクタ(失礼。)、生鮮食品などのテントが並びます。いつも賑やかだけど、日本人どころかイギリス人の顔もあまり見ないな。 

 

f:id:LarryTK:20160403172308j:plain f:id:LarryTK:20160403171047j:plain

 マーケットのテントでいちばん目立っているのが、魚やさん。発泡スチロールの中にたくさんの種類の魚が並んでます。店の裏ではお兄さんたちが魚を捌いてる。こんな人ごみの中で… とても気になるけど、買う勇気がでない。。

 

3.レストラン

Edgware Roadにはたくさんレストランがあります。どの店も、夜中まで家族連れやグループがワイワイやっていて、大変繁盛している様子。

えっ?アラブ人の女性は戒律が厳しいから、レストランに入れないんじゃないかって?ええ、彼女たちはロンドンでも街へ出るときは必ずブルカを被ります。そうやって戒律を守って、そしてレストランで友達同士で楽しく談笑していますよ。

 

f:id:LarryTK:20160403171455j:plain f:id:LarryTK:20160403173525j:plain

シシカバブのお店。テイクアウェイができます。£8くらいだったかな。とても美味しかったので皆さんにも紹介したいけど、店の名前が長くて読めないのが残念。

焼きトマトと焼きししとう、それと山盛りのサラダにサルサ、ナンのようなパンとフライドライスがセットでついてきます。まるで日本の焼肉定食みたい。こうやって、肉・野菜・炭水化物をセットで提供する習慣は、ヨーロッパには無いよね。アラブは日本から遠く離れた地域だけど、同じアジア圏の食文化というところで、実はつながっているのかも。 

 

f:id:LarryTK:20160404010708j:plain f:id:LarryTK:20160404010752j:plain

この街にはチキン屋が多いのも特徴。この店もハラル対応してます。フライドチキンとチップスで£2.5は破格の安さ。味もしっかりついていて、ビールのおつまみに最適。

 

f:id:LarryTK:20160403171657j:plain f:id:LarryTK:20160403171625j:plain

Cafeという名のケバブ屋さん。夜中まで客足が絶えません。チキンとラムを選べます。£5で大量の肉を包んでくれるから、これだけでもうお腹いっぱいだ。

 

以上、Edgware Roadのご紹介でした。半年通っていたくらいでは、この街の奥深さにまだまだ到達していないと思うけど、なにか、日本の下町の光景をみている気がしました。月島あたりとイメージが被るかも。

特に食べ物に関しては、野菜や炭水化物を大事にしていることや、味付けがしっかりしていることなど、我々のB級グルメと近しいものを感じるね。 

私の愛しのEdgware Road。新しい家からはちょっと遠くなっちゃったけど、また訪れてみたいと思います。いっしょに探検してみようという勇気のある方、募集中です!