ロンドン食と農の便り(Monthly Report)

ロンドンの食とイギリスの農業について毎月レポートを書きます。

第15回のつづき ヒースロー空港で買えるお土産(JAL編)

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イギリスの玄関口、ヒースロー空港には5つのターミナルがあって、日本との直行便を運航するJALは第3ターミナルから発着します。

先日、久しぶりに第3ターミナルを使う機会があったので、このターミナルでどんなお土産(食品)が買えるかを取材してきました。ANA(第2ターミナル)とBA(第5ターミナル)のお土産については、以下の回をご参照ください。

larrytk.hatenablog.com

なお、以下の取材内容は2018年3月時点のもの。その後の商品入替えなどのために見つからないお土産があっても、どうぞご容赦願います。

 

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第3ターミナルの出発ロビーは、第2や第5と比べるとやや小さめ。卵型の空間に、待合席を囲むようにお店が並んでいます。

端から端までお店を覗いて回っても、それほど時間はかかりません。では、サクサクっとお土産探しに行ってみましょうか。

 

1.定番のお土産

Duty Free Shopには、Fortnum & Mason (フォートナム・メイソン)やTwinings(トワイニング)など、有名メーカーの紅茶が並んでいます。品揃えもなかなかに豊富。

甘い甘いチョコレートのCadbury(キャドバリー)が特設コーナーを設けていました。「チャーリーとチョコレート工場」の舞台となったメーカーですから、お土産としての価値は高いです。甘すぎて歯茎が痛くなるチョコレートは、インパクト十分。

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定番のバラマキ土産であれば、雑貨店のWH Smithでも揃います。Walkers(ウォーカーズ)のクッキーなど、まとめて安売りしてました。

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高級デパートのHarrods(ハロッズ)も食品コーナーが充実。紅茶やクッキーは実はそれほど高くないので、高級感溢れるお土産を持ち帰りたい人にはお勧めですね。

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2.非定番のお土産

一風変わったロンドン土産を持って帰って、同僚に「お~」とか言われたい方むけに、私から何か提案できないかと探してみました。あまり広いロビーではないので、選択肢は限られる模様。さて、どんなものがありますかね。

 

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ロンドンの街中を歩き回った人なら、いちどは"Caffe Nero"(カフェネロ)にはお世話になったはず。イタリア風のカフェだけど実はイギリス発祥のお店です。(詳しくは 第10回 英国コーヒー界の新参者 "Flat White" - ロンドン食と農の便り(Monthly Report) をご覧ください。)

お店の前で、コーヒー豆を空港限定の缶付きで売っていました。自分用に買って、我が家で缶を眺めながらロンドンの街並みを懐かしむというのはいかが?

 

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お次はYo! Sushi。この店の意義については、 第5回 "Wagamama"と"Yo! Sushi"はなぜイギリス人にウケるのか - ロンドン食と農の便り(Monthly Report) 参照。自分で言うのもなんだけど、いろんな特集を手掛けてきたものですわ。

カウンターに並んでいたのは、小さな袋に入ったアラレやおかき。どこの国の原産かもわからないし、食欲をそそるわけでもないけど、面白いのはパッケージ。「酸味」、「苦味」とか「甘み」とか、好き放題に書いてあって、実際のところ、どの味やねん!と突っ込まざるを得ないですわ。ハリーポッターの百味ビーンズのようなスリルを味わえる??お土産です。

 

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待合スペースのど真ん中にあったパディントン・ベアのお店。熊のパディントン君がロンドンを大冒険するお話なので、ロンドン土産としては最適。 パディントン君の大好物のマーマレードがあればバッチリだったんですが、それほど気の利いたものはなくて、キャンディのようなものが並んでいました。それでも、かわいらしい瓶に入っていて、お土産としての価値はありそうです。

空港内のお店は回転早く替わってしまうので、いつまであるかわかりませんが、もし見つけたらぜひ覗いてみてください。